・男女の出会いにスポットを当て、大人の出会い、大人の恋、既婚者の出会い、性の問題、人の一生などを題材としたエッセイ集です。
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今月のエッセイ
人生ばなし
ここは、サイト運営者木村雄作の、エッセイコーナーです。
毎月1日に差し替えます。暇な方は、読んでみて下さい。
価値観
  物や行動に対する価値観は、人それぞれによって、全く違うものであろうと思う。
 ある人は、土地付きの住宅を手に入れる事こそ最高に価値ある事だと思うし、有る人は、有名な画家の絵を所有する事だと思うし、ある人は、高山を征服する事にあると思うだろうし、又ある人は、数多くの女性と交際をする事に価値を感じているだろう。
 かって日本人が、海外で有名画家の絵を数十億円で落札したなどと言う報道をよく聞いた。
 かく言う私などは、ピカソや梅原龍三郎の絵は皆目わからないし、価値も全く感じる事が出来ない。もし資産としての流通価値のない物であったなら、ただの一万円でも“ノー”だ。それよりも、それを飾る額縁の精細な工作に価値を感じ、そこにアルプスの自然を写した一枚の写真を飾っておきたいと思う。
 ことほどさように、それぞれの人にとっての価値観と言うものは、違うものであろうと思う。
 ある人にとっては、無上の喜びであって、感激である事が、別の人にとっては、全くバカバカしい事となるのである。
 日本国誕生以来の元首であった天皇についても、ある人にとっては親よりも大事であって、神であって、尊い人であるだろうし、ある人にとっては、自分と同じ人間にしか思えない場合もあるだろう。
 ときどき新聞やテレビを賑わす宗教についても同じだ。ある人々にとっての絶対神も、その他の人達にとっては、それ等の人達が、踊らされて貢がされている哀れは人達にしか見えないだろう。
 恋の遊びにについても又、同じである。
 「女に金をかける事などバカバカしい」「必要になればソープウランドで処理する事が、合理的でムダがない」と考える人もいるだろうし、そう言う考えの人にとって、いつになったら巡り会えるかもわからない“恋愛”を求めて、それに金をかける事など、およそバカバカしい事だろう。
 しかし又一方で、本当に愛し愛される恋愛が出来るなら、それにいくらお金がかかろうとも惜しいと思わない人もいるだろう。
 だから、人は自分の価値観を唯一正しいものと思って、他の人に勧めてみても仕方が無い。
 人とは関係なく、自分が価値観を見出したところに対して、人の意見に左右される事無く、情熱を燃やし、投資し、消費して行けばいいのだと思う。
 遊びの世界も限りなく多様だ。「テレクラが一番安くて面白い」と言う人、「いや、確実に元が取れるのはピンサロしかない」と言う人、キャバクラだと言う人、デートクラブだと言う人、ソープランドだと言う人、等々・・・それぞれの価値ある場所は違うのである。
 さて、インターネットの出会いサイト。膨大な数に上るこの情報システムは、しかし出会いのチャンスを提供しているに過ぎない。
 “恋”の相手は、自分で選んで、自分でアタックしなければならない。
 何回チャレンジしたからと言って、いくらお金をかけたからと言って、成功する保証はどこにも無い。
 “恋”とは、元来とらえようもないものなのである。
 道を教えてやった事から、生涯心に残る出会いを得る事だって有るだろう。
 ほんの遊びのつもりの“割り切った交際”から、心ふれ合う出会いに発展することだってあるだろう。一方で又、数十億のお金を使っても、ただ一人の女性からさえも心から愛された事が無いまま人生を終わる人だっているだろう。
 相思相愛の恋愛とは、お互いに相手の心を独占してしまう事だと思う。お互いに、いつまでも側に居たいと思う、そう言う事だと思う。
 いくら、一方が夢中になってもしかたが無い。相手も夢中になってくれなければ、しかたが無い事だ。至難な事だ。
 しかし、だからこそ、本当の恋の相手に巡り会えた時、人間は無上の喜びを感じる事が出来るのである。
 こんな、やっかいな“恋”と言うものに、価値を感じる人だけが、恋を探せばいいと思う。
 その恋のために、消費をすればいいと思う。
 ただ一つ言える事は、何も行動しなければ、その恋に巡り会う事は、極めてあり得ない事になるだろうと言う事だ。
 インターネットの出会いサイトも、どこが良いのか迷うほどに多い。
 しかし、その選択権は、それを利用する側に厳然としてある。
 その利用は、よくネットサーフェンして、信頼できると自分が判断できるサイトが見つかったときにしたらいい。
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