・男女の出会いにスポットを当て、大人の出会い、大人の恋、既婚者の出会い、性の問題、人の一生などを題材としたエッセイ集です。
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ここは、サイト運営者木村雄作の、エッセイコーナーです。 毎月1日に差し替えます。暇な方は、読んでみて下さい。 |
| 狼と羊と狐と人間と | ||
| 人間社会を動物に置き換えて見ると、おおよそ、狼と、羊と、狐と、そして人間との四つに分類されるように思う。 弱い者を見つけては牙をむいて食べてしまう、マルチ商法や怪しげな宗教団体のような狼、自分の妻や子供にまで保険をかけて殺してしまう極悪狼、そしてその狼に簡単に喰われてしまう羊、“女”を武器にして男性を手玉にとってしまう狐。そして、そのいずれにも属さない、知性と教養と、道徳を持ち合わせ、万物の霊長たる尊厳を持った人間とである。 羊にとっての悲劇は多い。 男性に尽くし、その生活を支えるためにソープランドにまで働いて貢いだ果てに、殺されて捨てられてしまったという、有名人の事件もあった。 男性にも又、羊は多い。女性の甘い言葉に乗せられて、ついつい全財産を貢いでしまったと言う話も、よく新聞やテレビのワイドショーを賑わす。 この世の中で、これらの人に害を為す動物達は、きめられた場所にいる訳ではない。又、識別出来るように、首に看板をぶらさげてもいない。 道路を歩いていても、電車の中でも、喫茶店や居酒屋でも、職場でも、あるいは公立の結婚相談所であっても。そして、学歴や、社会的地位や、経済力にも関係なく、どこでも、ここでも、存在するのである。 しかも、この悪い動物達から、初期段階においては誰も守ってはくれない。 いかに法治国家と言えども、“法律”と言う生き物が四六時中そばに付いていてくれて 守ってくれる訳ではない。 法律は、事件が起きてから、その結果について裁いてくれるだけである。 だから、羊として狼に喰われてしまわないために、狐に騙されてしまわないためには、自分でそれを避けて生きるしかないのである。 狼に喰われ、狐に騙されてしまう羊には、共通している弱点がいくつかある。 その第一が、欲張りで有る事。 欲の皮が突っ張っていると、つい、相手が実は狼である事が見抜けないのである。 第二が、冷静さに欠けていて、美辞麗句や、おだてに乗せられやすい人。 第三は、自分で、自分自身の評価が正確に出来ない方。 第四は、学歴や、社会的地位、家柄、経済力などに、絶対的評価を置く方。 などなど、である。 つまり、しっかりと相手の人となりを見抜く力を養わない限り、常に、どこでも、狼がねらって来ると言う事なのである。 狐に化かされる方も、又同様である。 狐も、いつの世でも、どこにでも居る。 ライオンでさえ、簡単に狐に化かされてしまう事だってあるのである。 これも又、自分自身しっかりと目を開いて、尻尾がついていないかどうかを見るしかないが、最も大事な事は、あまり鼻の下を長くしてしまって、自分自身の評価を間違わない事である。 「自分が、そんなにモテル男なのだろうか」と、常に自問自答してみる事である。 だからと言って、常に相手を信用せず、疑ってかかるべきであるなどと言うつもりはさらさら無いので、誤解しないで欲しい。 このインターネットの出会い系サイトで、素敵な出会い、素晴らしい恋を掴んだ方も、数しれないであろう。 大事な事は、目の前に現れた相手の方を、冷静に判断する能力を身につけて欲しいと 言う事である。 そして、“人間同士”の、人間らしい交際をして欲しいと思うのである。 「では、いっその事、狼や狐の側に回ろうか!」 しかし、その末路は、おおむね哀れなものとなる事であろうし、生涯十字架を背負って生きるのでは、安穏な生涯とは言えないだろう。 だから私達は、狼となって人をきずつけず、羊となって喰われず、狐となって人を化かさず、万物の霊長たる尊厳を維持し、愛情と思いやりの心を基本として、協力し合い、助け合って行く事が、一番いいのだろうと思う。 |
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| 【掲載済み】・思いちがい ・夫婦の愛 ・誰のための人生か ・遊びの心 ・老い ・不倫の正当性 ・己を知る ・妻からの夫の評価 ・“教えます。60才の肉体・精神・性”・ 男のセールスポイント ・水のしみ込むところ 別れ |