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| ここは、サイト運営者木村雄作の、エッセイコーナーです。 毎月1日に差し替えます。暇な方は、読んでみて下さい。 |
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| 夫婦の愛 | ||
| 人間は、誰でも年を取る。 いかなる富豪と言えども、永遠の命を買う事は不可能だ。やがて死を迎えるその時、自分の伴侶であった妻又は夫が枕元に寄り添い、悲しみの涙で送ってくれて、これに対して、永い付き合いに心からの感謝の礼を言って、別れを告げる。 これが、最高に幸せな一生であろうと思う。 このような夫婦は、“霊界伝道師”丹波哲朗氏によると、やがて訪れる残された一方がこの世を去るとき、先だった伴侶が天上界から迎えに出て来るものだと言う。 しかしこの様に、本当に愛し合ったまま夫婦生活を全う出来る男女は、ほんの極く僅かなのではないだろうか。 目出度く結婚にゴールインした夫婦が、お互いに“恋”を感じる事が出来る期間は、非常に短い。短くは数ヶ月から、長くても1・2年と言う方が多い。 だが、夫婦生活は実に長い。この、長い長い夫婦である期間を、支え、維持して行くためには、“恋の期間”から、“愛の期間”へと、スムースな移行が必要だ。 では、夫婦の愛とは何で有ろうか? それは、「尊敬」「信頼」「理解」「思いやり」と言った、四つに分解出来るように思う。 この中の一つと言えども、どちらかの一方に欠けて来た時、確実に夫婦の‘危機”が忍び寄って来る。それほどに、理想の夫婦生活を維持する事は、難しいのである。 夫婦の元の姿はと言えば、単なる他人に過ぎない。この他人同士が、数十年に渡って共同生活を営むのである。 親子でも、憎み合う事がある。兄弟同士でも、上手く行かない事は多い。 極論すれば、時には自分自身さえ嫌になる事があるのが人間なのである。 まことにやっかいで、困った感情の動物、それが人間なのである。 前述した四つの要素が一つ・二つと欠けてくると、妻にとっての夫は、単なる働きバチ、月給の運び屋に見えてくる。 時には、夫の一挙手・一動作に嫌悪感さえ持つようになる。 よその主人が、夫に比較して、皆立派に見えてくる。 夫も又、妻に対して、“女”を感じる事が出来なくなってくる。 半年・一年と“夫婦性活”が無い一方で、“女漁り”に狂奔する夫は多い。 このように、理想の夫婦となることは、実に難しい事なのだ。 だがしかし、夫婦は円満であってほしいと思う。 世の中の夫婦の全てが、いつまでも幸せであってほしいと、心から思う。 二人の感情の動物が、“愛”を維持して行くためには、お互いの努力と共に、お互いが賢くなければならない。 しかし既に、冷え切ってしまって、元の他人に戻ってしまっている夫婦も多い。 悲しい事だ! では、既にお互いに愛情がなくなってしまった夫婦はどうすればいいかと問われれば、私は、別れる事が一番だと思う。 人生相談の先生方は、「努力して、やり直してみなさい」と、異口同音におっしゃる。 しかし、私はそうは思わない。 愛情の無い夫婦が、共同生活を続けることは、悲劇だ。 やり直しは、新しいパートナーとするべきであろうと思う。 人生最後の瞬間に、心からの感謝の涙をこぼし合える相手を探すことだと思う。 だが人生にはまた、やむにやまれぬ事情を抱えている方も多い。 別れることさえ許されない、大人の社会がある。 そのような人達が、密かな出会いのチャンスを探したとしても、それを“不道徳”と決めつけることは、あまりにも狭量だ。 そのような愛を失った人達が密かなパートナーを求めることも、人生を楽しく生き抜くための大事な方法として、決して、否定できない事であろうと思う。 そんな人達が、このサイトを善意で利用して下さる事を、心から祈りたい。 |
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| 【掲載済み】・思いちがい |